滋賀県の日本共産党高島市議団は29日、市民の生命・財産を守る市長として陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場での実弾演習の再開を認めないことを求める今城克啓市長宛ての要請書を提出しました。福井節子、森脇徹の両市議が市の担当者に申し入れました。
要請書は2月に起きた155㍉りゅう弾砲の着弾場所が不明となっていた問題が、120㍉迫撃砲の場外着弾事故(2021年)と同じ2倍の火薬を装塡(そうてん)してしまった人為的ミスで起きたことを陸自が明らかにしたと指摘。饗庭野演習場では射程距離4㌔以上の重火器の実弾演習は不可能である▷同じヒューマンエラーを繰り返す自衛隊組織に実弾を使用する資質がない▷饗庭野演習場の使用規則、覚書を順守しない―ことなどから実弾演習の再開を絶対に認めないよう強く求めています。
2025.07.29