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9月14日 コロナ禍のもと、国スポの抜本見直しを

DSC_0647_1 日本共産党滋賀県議団(節木三千代団長、4人)は14日、「コロナ禍のもと、滋賀県の国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会の抜本見直しを求める要望」書を三日月大造知事宛てに提出しました。今年の鹿児島大会が延期となり、2024年内定の滋賀県が1年延期を迫られている中での要望です。
 要望書は、コロナ感染症によって「県民の健康や生活が脅かされる中、滋賀県の国スポ・障スポの開催する意義も問われている」と指摘。その上で、▷感染防止の観点、莫大(ばくだい)な建設費と今後の維持管理などの県財政の負担を考えれば、現在建設予定の大規模施設(彦根主会場、新県立体育館、飛び込み台付き草津市営プール)はいったん立ち止まって見直す▽全国知事会の決議にある簡素・効率化を図り、他の開催県との共同開催、近隣府県との広域開催を検討する▷競技者の負担を最小限にするよう日本スポーツ協会に改善を求める▷500億円を超える国スポ費用は削減し、PCR検査拡充などのコロナ対策予算を抜本的に増やす―などを求めています。
 節木団長は「感染対策の面でも、県の財政負担の面でも施設建設を見直していただきたい」と迫りました。
国スポ見直し申し入れ修正_直し要望書