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11月16日 砲弾事件で県に申し入れ

DSC_6414_1DSC_6372_1 日本共産党滋賀県委員会と同党県議団は16日、高島市の自衛隊饗庭野(あいばの)演習場から発射された砲弾が市民の車を損傷させた事件で、三日月大造知事に申し入れ書を提出しました。佐藤こうへい県国民運動部長、節木三千代、杉本敏隆、藤井三恵子の各県議、きのせ明子県政対策委員長が行いました。
 申し入れ書は、政府・防衛省に対し▷県民の命を脅かす重大な事件であり、強く抗議する▷事件の全容を市民に明らかにするよう求める▷すべての実弾演習の中止を求める▷通報が遅れ、事件後も射撃訓練を続けたのか、明確な回答を求める▷何を目的とする迫撃砲訓練をしていたのか明らかにするよう求める▷饗庭野演習場で来年1月から3月に実施されようとしている日米合同演習の中止を求める―ことなどを求めています。
 佐藤氏らは、自衛隊の規則や2015年の重機関銃弾の民家直撃事件を受けて高島市と今津駐屯地が結んだ「覚書」に反し、事件発生後も射撃訓練を継続し県・市への通報が遅れたことについて「住民の命をないがしろにする対応であって断じて許されない」と訴えました。
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 佐藤、節木の両氏は15日、森脇徹高島市議の案内で着弾現場を調査しました。
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