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9月6日 共産党高島市議団が台風被害を視察

DSC_3769_1 滋賀県の日本共産党高島市議団(福井節子、森脇徹の両議員)は6日、台風21号で大きな被害を受けた市内マキノ町海津(かいづ)地区の住民を見舞い、要望を聞きました。
 海津は琵琶湖北西部の沿岸に位置し、季節風や波の影響を強く受けることから湖岸には石積みが築かれるなど独特の景観を形成。国の重要文化的景観に指定されています。
 強風で地区の通りにあった電柱が百㍍以上にわたってなぎ倒され、2階建ての家屋の屋根が飛ばされるなどの被害を受けました。商店の女性は「怖くて命の危険を感じました。電線を地中化してほしい」と話し、停電で冷蔵庫の中の商品が傷むことを気にしていました。市立マキノ東小学校では教員が、飛んできた物で窓ガラス30枚以上が割れ、後片付けに追われたと話しました。
 今津漁港では漁船5隻が沈没し、波消しブロックが流されました。漁業協同組合の男性(80)は「堤防を超えた高波が港の中まで押し寄せた。伊勢湾台風や第2室戸台風の時にもなかった」と経験したことのない台風の強さを語りました。
 福井、森脇の両市議は、住民から寄せられた要望を市や県など関係機関に届けたいと話しました。