■米価下落等に関する意見書(2014年12月25日)
 日野町議会が全会一致で意見書を可決しました。全文を紹介します。

 米価下落等に関する意見書

 平成26年度産米は、米の消費が年々減少する中で、生産や在庫の過剰基調から米価は大幅に下落している状況である。

 また、本県では、8月の気象が彦根地方気象台観測開始以来の日照不足と多雨となり、その影響で米の品質および収量が著しく低下し、11年ぶりの作柄不良となったことから、稲作農家の大幅な所得低下が見込まれている。

 農家の経営安定や食料の安定供給のためにも、米価の安定は極めて重要である。

 ついては、担い手が安心して農業を継続できるよう過剰米を早急に市場から隔離するとともに、所得対策の施策を講じるよう強く求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

    平成26年12月25日
                       滋賀県蒲生郡日野町議会

【内閣総理大臣、財務大臣、外務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣 宛】