日本共産党滋賀県委員会です。  みんなの声     みなさんからのご意見を掲載しています。

ONTENTS
■「おめでとう」といえる幸せ(2015年1月13日)

□防災放送が聞こえません(2014年11月16日)

■川内原発の鹿児島県知事の同意に怒る(2014年11月8日)

□許せない自民党政治(2014年9月5日)

■大飯原発の再稼働差し止めのニュースを読んで(2014年5月23日)

□流域治水の名に値するのですか(2014年2月20日)

■世界のどこでも(2014年1月28日)

□今一度、日本のあり方について考えてみたい(2013年6月18日)

■放射能とのたたかいの仕事でピンはね 許せない(2013年3月1日)

□大津のいじめ防止条例を恥じる(2013年2月24日)

■東電の賠償打ち切り 精神的苦痛を軽視したとしか思えない(2013年2月19日)

□映画「渡されたバトン」を観ました、おすすめです!(2013年2月9日)

■「生活保護」もっと理解を深めたい みのちゃんからのメッセージ(2013年1月20日、23日追加を含む) 

□嘉田氏の知事と党首兼務には賛成できない(2012年12月23日)

■大津のいじめ問題について提言を(2012年10月9日)

□新幹線駅の前に、知事は考えてほしい(2012/8・23、24日に修正加筆)

■教育長への暴力は心配していたこと(2012/8・18)

□がく然とした知事の大飯原発再稼働容認(2012/7・23)

■流域治水方針を継続にした自民党はひどい!(2011.12・25)

□放射線量の日常的測定をやってほしい(2011/12・25)

■自民党は今でも原発推進なんだ!(2011/10・13)

□リニア視察は疑問、食品の放射能汚染国基準高すぎ!(2011/9・25)

■「私も、ほほえみを届けたい」 (2011/9・16)

□北川ダムが「凍結」、あたりまえだけど、よかった!(2011/9・8)

■「つくる会」系教科書採択されず! うれしい!(2011/9・3)
□高校統廃合問題で「子どもは減らない」は焦点の問題だ!(2011/8・25)

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■「おめでとう」と言える幸せ(2015年1月13日)

 昨日は成人の日だったよね?

きっと多くの人が成人し、祝ってもらったんじゃないかな?

 「おめでとう」にはいろんなシーンがあるよね?

でも、それらは喜びの中で言われるものだったり、優しさをこめて言われるものだったりすることが多いと思うの。

たとえば、成功を祝う「おめでとう」は、その人の努力に対する敬意やあたたかさを込めて送られる言葉だと思うし、お正月は、「無事に新しい年を迎えられること」の喜びを分かち合うための言葉だと思う。誕生日や記念日は「生きて、また記念日を迎えられたこと」を祝う言葉だと思うの。

それらは人の心や命を大切にする言葉だよね?

だから、私は「おめでとう」って言葉は好きだよ。

  でも…。

それは今だから言えることなのかもしれない。

 第二次世界大戦中、赤紙と呼ばれた召集令状が、「おめでとうございます」って渡されたんだって。戦争に駆り出されることが、「おめでたい」はずがないのに、「お国のため」が中心で、ひとりひとりの命は大切にされていなかったから、本当は「戦争にいかされる」でも、「戦争にいける」ということにされていて、「お国の役に立つこと」として、「おめでとうございます」だったんじゃないかな?

だけど、こんなに悲しい「おめでとう」はあまりないと思うの。

家族からも友達からも引き離され、いつ命を失うかわからないところにつれていかれる。そのどこが「おめでたい」の?

 第二次世界大戦が終わり、今の日本国憲法が施行され、戦争の放棄が明記され、日本は戦争しない国になった。

そして、もちろん徴兵制もなくなり、赤紙で否応なく駆り出されることもなくなった。

 私、あらためて思うんだ。

喜びや希望の中で、「おめでとう」と言えるのは、なんて幸せなことだろうと。

そして、新成人になられた方がたも、これから成人される方がたも、またすでに成人し、年齢を重ねてこられた方がたも、誰一人徴兵制で軍にいかされることがなく、赤紙で駆り出されることもないようにと。

赤紙は若者だけに届けられたわけではなく、戦争末期には「根こそぎ動員」で、多くの人がたった一枚の紙で戦争に送られたんだって。

命を失わせるための「おめでとうございます」なんて、誰に対しても、2度と2度と使われてほしくない。

 今「おめでとう」と言える幸せを胸に、私も書かせてもらいますね。

 「メッセージが一日遅れてしまいましたが、新成人になられましたみなさん、おめでとうございます。その方がたを支え、まもってこられたみなさん、おめでとうございます。

私が成人なさった方にこうしてお祝いを発信するのは初めてかもしれないので、今まで成人を迎えられた方がたと、その人々を支えてこられた方がたにも、メッセージを書くことをお許しください。

すでに成人を迎えられ、今を生きていらっしゃるみなさん、きっと多くの苦労や心痛を感じながら日々を重ねてこられたことと思います。そんな心あたたかい方がたに、敬意を表します。

みなさんの未来に本当の「おめでとう」がたくさんありますように」

     (長浜市からいただいたメールから)

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■防災放送が聞こえません(2014・11・16)

 今朝、7時半頃、長浜市からの放送が流されました。これは防災連絡や、訓練のため流されるもののようですが、普段から気になっていることがありました。

 それは屋内ではほとんど内容が聞き取れないということです。ときによっては、窓をあけても、音が反響してわからないことさえあります。

 「もしも原発でトラブルがあって、屋内待機を呼びかける放送がなされたとしても、内容が聞き取れないため、窓をあけることになるのではないか。無駄に外気を取り込むことになるのではないか。もう少し方法を考えたほうがいいのではないか」と思っていました。

 窓をしめたマンション内にいた私は、放送のチャイムの音には気づきましたが、部屋の中は静かだったと言うのに、内容は聞き取れません。なにごとだろうと窓をあけましたが、音は反響し、正確に全部を聞き取ることは困難でした。その中で聞き取れたのが、「原子力避難訓練放送」と、「屋内に避難してください」という内容だったのです。

 あのような伝達方法では、本当に避難が必要なとき、まともに伝わるとは思えません。

 私は原発をなくすことを求めていますが、原発はたとえ動いていなくても、廃炉にするまで安全ではありませんし、核のゴミという、危険なものも残ります。原発をなくす方向性を最優先にすべきだとは思いますが、すぐに安全にならない以上、それまでの可能なかぎりの安全対策と、避難方法の確立は重要課題だと思います。

 当然ながら、これは長浜市だけの問題ではなく、福井隣接県である滋賀県全体の問題だと思います。

                       (長浜市からいただいたメールから)

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■川内原発の鹿児島県知事の同意に怒る(2014年11月8日)

 鹿児島の伊藤知事は、7日、鹿児島県の川内原発の再稼働に同意したというニュースを聞いた怒りを投稿しておきたい。

 そもそも川内原発が再稼働してもよいかどうか、原子力規制委員会の審査はまだ終わっていない。審査しても結果は分かっている、というのなら、規制委員会は、そう思われているだけでも「規制」という名前を返上したらどうか。

 そして地元合意の手続きがこれで終わりというなら、一地方の議会に原発賛成派が多いかどうかを再確認しただけのことではないか。安全が多数決で決まるというのか。おぞましい政治の風景だ。

 伊藤知事が再稼働を認めた理由は、毎日新聞の報道によれば、

 ①原発の必要性、事故が発生した場合に国が責任を持って対処することが政府から示された

 ②国の新規制基準に合格し、安全性が確保された

 ③薩摩川内市と鹿児島県議会の判断が示された

 ④周辺9市町で避難計画の作成が終了した

 ⑤地元説明会で住民の理解を得られた

 とあげたようだ。これは誰が聞いてもおかしい。一つ一つ、難しくない理由をあげる。

 ①原発の必要性というが、原発は今一つも動いていない。福島原発の事故で「政府が責任を持って対処している」とは、だれも思っていないだろう。

 ②「国の新規制基準に合格しても安全だとはいえない」と、あの規制委員会の、あの委員長も言っている。「規制」基準であって、「安全」基準ではないのだ。日本火山学会が、「巨大噴火の予測が可能であるというような規制委員会の火山影響評価はおかしい」と、見直すよう提案している。

 ③「議会の判断」とは、議会内の数の比較にすぎない。多数決で「安全だ」といえるというなら、議会への陳情は、再稼働反対のほうが圧倒的に多かった。

 ④「周辺市町で避難計画が作成された」ことと、「安全に避難できる」ことは違うでしょう。「計画した通りにならなかった」という言い訳がどれほど多いか。かりに計画が万全なものであっても、「逃げられる」ことと、「安心して今までのように暮らせる」ことは、雲泥の差があるでしょう。「逃げられるから安全だ」というなら、強盗からだって逃げることはできるから、強盗もやっていいことになる。(「原発を強盗に例えるなんて」とお考えのあなた、福島原発で故郷を奪われた人は、強盗にあうよりひどい目にあっていることをお忘れなく)避難生活に絶望して、自殺した渡辺はま子さんのように、そこまで追い詰められたのは福島原発事故と関係があるという、まことに当然の判決が福島地裁で出ている。

 ⑤地元説明会で住民の理解を得たというのも、おかしい。ごく普通に暮らしている人間は、そんなところで発言できない。だからといって「理解を得られた」などと言ってほしくない。匿名のアンケートだと、鹿児島でも過半数が反対だ。

 そんなばかばかしい理由をあげたあとで知事は、「資源が限られた日本で国民生活のレベルを守り、産業生活の活性化を図るためには、原発の稼働はしばらくやむを得ない判断だろう」と語ったという(毎日新聞による)。この知事は、核燃料は、国産でき、無尽蔵とまではいわなくとも、相当量あると思っているようだ。大間違いだ。そしてほんとうに無尽蔵にあるのは自然エネルギー資源だという、ごく当たり前のことをすっかり忘れ去っている。

 さらに知事は「国に再稼動後の安全対策に政府として責任を持つことと、避難計画充実のための支援、立地自治体や周辺自治体の地域振興のための財政支援などを求めた」という。

 それをいうなら、自分で5つばかりあげた理由を、自分から撤回したも同じではないですか。

 もともと伊藤鹿児島知事は、今年6月に判断すると言っておりました。大幅にずれ込んだのは、大飯原発差し止め訴訟の判決(知事は読んでないかもしれないな)だけでなく、原発再稼働反対の世論が沈静化しないからです。がんばって、再稼働は許されないと言い続けましょう。

 次は福井県の高浜原発の番ですから。おおっと、こういう言い方は、「川内原発再稼働はもう決まった」と考えていることが現れてしまいますね。マスコミは「川内は合格証が出た」「次は高浜、その次は」といっています。その手に乗らないよう、また推進している張本人は九州電力と知事だけではないことを確認し合って、おたがいがんばりましょう。

                                            (草津市在住の鹿児島出身者という方のメールから)

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許せない自民党政治(2014年9月5日)

憲法を軽視し、無視を行い、秘密保護法や、集団的自衛権の勝手な解釈など、全く、理解が出来ない法律を可決し、更に、国会前に限らず、国会のデモをテロリストかの様に規制し、取り締まる法案や、会社内の特許を無条件で会社の物とする法案を献金して頂いた企業の為に成立させようとする自民党は、日本を自分達の好き勝手に作り替えようとしている考え方が許せません。

自民党のやり方は、企業中心で防衛の考え方は、米国の関係強化の為に自衛隊を使いやすく変えようとしてます。

民主党政権時よりも余りにも悪質で露骨に進める自民党が許せません。(いただいたメールから)

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大飯原発の再稼働差し止めのニュースを読んで(2014年5月23日)

 福井地方裁判所が大飯原発の再稼働を認めない判決を出されたというニュース、報道に接し、みなさまの(日本共産党滋賀県委員会です)のホームページを拝見しました。

 トップページに、判決の一部が引用され、また嘉田知事の判決に対する感想のコメントを批判なされているのを読み、また紹介されている判決要旨と原告のみなさまの見解を読ませていただきました。

 早々と、ホームページに重大な情報を掲載されたことへのご努力に敬意を表するものです。そして、判決の文章をスリリングだとコメントされたホームページ管理者の方(でしょうか?)と、私もまったく同感だという思いを伝えさせていただきたく、メールをいたしました。

 私が、判決で感動したところは、裁判官のみなさんが、国富とはなんであるか、電気代と人々の危険をはかるような立場に裁判所は立たないと、、きっぱりと言い切っておられる点でした。

 多くの報道がなされ、多くの方たちがこの点にふれられていることに、この国の未来はこうした良識に支えられていると確信できたことは、ほんとうにうれしいことです。

 関西電力は、なお裁判を続けるということです。いったい企業というものは、何のために存在するのでしょうか。国民、消費者の喜ぶ顔をみたいということが企業運営の動機でないのであれば、ただどれほどの利益を産み出すかだけであって、いったい経営者のみなさまのご苦労というのは何であるのかと改めて思った次第です。

 日本の経営者がたのトップに立たれる方は、口を開けば企業への減税を主張され、働く人への思いやり、みずからが生産した商品についての誇りなどどこへ行ってしまったのかという言葉のみがあふれております。

 そのことを、この判決はきっぱりと、断罪されたものとして、深い感動を持って読みました。もちろん原告の方たち166人ものみなさんと、弁護団のみなさんは、原発による地元利益とのしがらみを乗り越えて、ご奮闘いただいたものだと存じます。そのことへも深く感謝を申し上げたいと思います。

 しばらく原発の是非について、報道は低調になり、福島原発の汚染水が今なお漏れていることや、避難しておられる方々のくらしがいかに過酷なものであろうかなど、時に失念して来たこともあることを恥ずかしく思うとともに、この判決は、人が人として生きていくということの矜持ともいうべきものを思い起こさせていただきました。関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

 裁判官のみなさんは、こうした立派な判決をお書きになり、しかしそのことが必ずしも報われること少ないのではないか、とも思われ、私は、この日本のありさまに思いを致さないわけにはまいりません。そうではないことを、心から祈るばかりです。

 そして、私もこの判決は「画期的だ」と感じました。しかしながら、嘉田知事様が同様の感想を述べられたことには、非常な違和感を覚えるものです。なぜなら2年前に、民主党のみなさまが政権を担い、全国に先駆けて大飯原発の再稼働を認められたとき、嘉田知事様は、京都の山田知事様とともに、「暫定的な安全基準しかない以上、再稼働も暫定的であるべきだ」というご趣旨を、提言、再提言という形でお述べになりました。そのとき、私は心の底からわいてくる悲しみとも、怒りとも、失望ともつかない感情のあふれ出るのを止めることができませんでした。

 なぜなら知事様がたのご発言は、大飯原発、3,4号炉の再稼働を認めたという以外には理解できないものでした。事実、大飯原発は再稼働し、次の定期点検に至る13か月を稼働し続けたと理解しております。とても暫定的な稼働などというものではございませんでした。知事様は、これでは暫定的な再稼働とは言えないのではないか、という趣旨のご発言をされたとは、管見ながら聞き及んでおりません。

 再稼働の条件をいくつかあげられたものの、そのどの一つも実行されてはいないのではないでしょうか。そして再稼働を認めたという事実だけが残ったのではないでしょうか。それはあまりに無責任ではないかという思いを拭うことはできません。そしてこの判決です。

 もとより問われるべきは、安全だといいつのって再稼働した関西電力とか国の責任ある部署の人たちであって、同じ罪だとはいえないかもしれません。しかし、被害地元という言葉に知事様が込められた思いが大きければ大きいほど、判決にあたって、当時の判断には誤りが含まれていたと、しっかりと語られるべきではなかったでしょうか。

 嘉田知事様は、来るべき知事選にはお出にならないと決められたという報道が正しければ、あまりにもみじめな退陣というべきです。私は、嘉田知事様に期待し、新しい時代が切り開かれることを夢みたものの一人です。しかし、最後の最後に、後世の人たちのために、人としてなすべきことは、そのときどき、どのような非難を浴び、また入れられることが何もなかったとしても、人として一歩も譲らなかった、という姿勢を示していただきたかったのです。

 人間はときに過ちをさけることはできないと思います。すべてに無謬たれと申し上げたいのではありません。しかし、この判決を「画期的だ」とお考えになるのであれば、誤謬への反省が語られてこそ、後世に伝えるべき人の誠が示されたのではないでしょうか。

 そのことの無念さと、私自身も、見るべき点を見ず、ある意味で、共産党の皆様への偏見にとらわれていたことを述べておきたいと考えます。知事選に向けて、坪田五久男さまの元気なご活躍ぶりを見聞しつつ、あらためて心からご奮闘を祈念いたします。

                      (大津市内からいただいたメールから。個人情報にかかわる部分を削除し、短くしました)

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流域治水の名に値するのですか(2014年2月20日)

 滋賀県流域治水条例は、全国で初めての試みだとも聞き、期待していました。嘉田知事さんは、この条例に思い入れがあったと思います。

 ところが、県議会に提案された修正案には、洪水調節の機能を有する施設として「ダムなどを含む。」とあるのをみて、正直がっかりしました。

 これでは今までのやり方とどこが違うのでしょうか。ものすごく強い言葉でいえば、流域治水の名に値するのか、と思うのです。

 流域治水というのは、洪水防止だけでなく、自然環境にも配慮し、住民の意見を反映する、無駄なダムのようなものは造らない、川の中に洪水を閉じ込めておくことは、事実としてできない、だったら、できるだけ被害を少なくし、とくに人命を失う等のようなことが起きないように、これまでの先達の知恵を生かそう、流域全体で考えようというのではなかったのでしょうか。

 わたしは、それがダムを認めるような条例になったことにびっくりしました。

 ダムは、自然を壊します。河の恵みの第一は、川を囲む木々の緑や紅葉の美しさがあると思うのです。永源寺の上流の紅葉の見事さを知っている人たちは、これがダムで壊されるようなことがあっては本当に大変だと思ったのです。

 大戸川も私の大好きな川です。これからの新緑の美しさ。オオルリのさえずり、カワセミのダイビング、白鷺のレースのような羽、アユが飛び跳ねる銀色の輝き、のんびりこちらを振り返るタヌキの一家のお出ましなどなどを思い出すだけで、私はわくわくしてしまいます。

 でも昨年の台風被害で、道路がとおれなくて、暮しておられる方はほんとうにご心配だったでしょう。心からのお見舞いを申します。ダムをつくるといって地域を離れられた方たちは、どれほど悔しい思いをされているでしょう。

 でも、ほんとうは、ダムの計画さえなかったらと、心の中では考えておられることを、わたしは存じ上げております。

 そこに何年か前から工事現場の土砂が積み上げられ、私は痛々しい思いでおりました。淀川水系流域検討委員会の皆様方のご努力で、計画が凍結されたことに、私は声をあげて喜んだものの一人です。

 実際に住まいになっておられる方は、水害でお困りでしょう。ですけれど、ダムは川の恵みを奪いこそすれ、水害はなくすことはできないと思います。このダムで水害が出たら、そのつどもっと大きなダムをつくることになるのでしょうか。それでは川はコンクリートで固め尽くされてしまいます。そしてなお、お住まいの方は水害の悪夢から解き放たれるときはこないのではないでしょうか。

 わたしは人間か自然か、という問いに答えることはできません。ただただ、人間もその自然の中で生かされているのだと思っております。

 無駄なダムというお話は、なにか他のものに使うべきお金を、役に立たない巨大なものに投じることとしてお話しされている場合がございます。それはそれで大事なご議論だと思います。

 でも本当は、大切なものを失ってしまうことにあるのではないでしょうか。

 流域治水条例で、もう二度と、人のいのちと、自然を天秤にかけられるようなことがなくなるのだと思っておりました。

 知事さんには、もう一度、流域治水の考え方とは何であったのか、思い出していただけないものかと念願するばかりです。

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■世界のどこにも (2014年1月28日)



 世界のどこにも

1945年八月
原爆が落とされて 
街が消された
建物の下敷きになって
生きたまま炎に飲まれた人
大切な人が焼き殺されていくのを
どうすることもできずに
心の中で叫び続け
その場を去った人がいる
何十年たっても消えない痛み
何十年たっても残る原爆症
被爆者をさいなむ苦しみは終わっていない
なのにどうして今も核兵器がある?
核兵器をなくせ!
核兵器をなくそう
私たちの未来に
核兵器はいらない
世界のどこにも

2011年3月
地震と津波とともに
原発事故が起きた
大地が空が汚されて
人々はふるさとを追われた
大切な人がまだ生きているかもしれないのに
避難しなければならなかった人
助けを求めながら置き去りに
された人もいただろう
何十年たてば帰れるかわからないふるさと
何十年も続く放射能への恐怖
福島事故の痛みはつのるばかりで終わりは見えない
なのにどうして再稼動なんて言える?
原発をなくせ!
原発をなくそう
私たちの未来に
原発はいらない
この国のどこにも

核を使うな!
核を使うな!
核が残すのは不幸と恐怖だけ
海を汚すな!
空を汚すな!
大地を殺すな!
風に恐怖を運ばせるな!
原発をなくせ!
原発をなくそう
私たちの未来に
原発はいらない
この国のどこにも

核兵器をなく
せ!
核兵器をなくそう
私たちの未来に
核兵器はいらない
世界のどこにも

 

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今一度、日本のあり方について考えてみたい(2013年6月18日)

 大津市に在住しております。

 年齢は30代前半です。夫と子供もおり、仲良く生活をしています。

  前々から国政や地方行政、または海外情勢に大変興味があり、いつもニュースを「う~ん・・・」と嘆きながら見ています。

  その嘆きの原因の大きくは雇用や税制関係、社会保険、それに付随する年金等に関係があります。

 本当に年々抑圧された社会になり、息苦しいです。

 給与明細を見ても、恐ろしい程の社会保険料が天引きされ、ボーナスからも天引きされ、これだけ支払っても国は莫大な国債をバンバンと発行しています。消費税も上がるとの事ですが、そんなことをしたら家計は破たんしてしまいます。ただでさえ、貯蓄する事も難しい私達の世代で将来の保障も約束してくれないなんて、本当に悔しいです。

 出生率の低下をとっても国は今まで全くこれといった対策や支援はしてこなかった様に思います。

 子供の教育に掛かる金額に対して収入が追い付かない家庭も多いでしょうし、共働きをするのにも女性は本当に限られた範囲でしか働く事ができず、賃金も正規雇用と非正規と比較してかなりの差が出てきてしまっています。

 教育に関しても、最近では「君が代」を国歌としてプリントに書かされるんですね・・・

 小学生のまだなにも分からない子供に「君が代」を強制的に書かせるなんて最低だと思いました。

 私が小学生の時は、国歌斉唱も「君が代」も教えられなかったので今の教育現場でナショナリズムが子供たちに及ぼす今後の影響を考えると本当に怖いです。

 私は小学生の時、日本国憲法を学びました。その中でも前文は暗記する授業があり、今でも鮮明に覚えています。

 そして、子供ながらに「戦争のしない平和の国、日本」を本当に誇らしく思ったものです。今は色々な方面からの圧力を感じます。多種多様な方面からの改憲の動きは本当に日本の将来にとって危ないものだと感じています。

 先日の維新の会の橋下さんの発言の慰安婦問題にも非常に憤りを感じました。

 TPPの反対を訴えていた方々を左翼だと、ネット上で言ってしまった安倍さんにもムカッ!ときました・・・!

 進まない東日本大震災の復興と福島原発の問題・・・日本はどこへ向かっているのでしょう。

 そして、皆もっと声を上げて欲しいです。

 私は国の言いなりにはなりたくありません。皆が幸福に暮らせる安全で平和な世界を目指したいです。

 昔から、色々と意見の合致する共産党の方々にエールを送りたいと思います!

 選挙カーの前まで聞きに行けなくても自宅のなかで「うんうん、そうそう!」と頷きながら演説を毎回聞かせて頂いております。

 選挙ではそのわたしの気持ちをいつも一票に託して投票させて頂いております。

 あまり、まとまりのない文章ですがここまで読んで頂き感謝いたします。

 今一度、日本のあり方について考えてみたいと思います。

                                    (大津市の匿名さんからいただいたメールです)

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放射能とのたたかいの仕事でピンはね 許せない
(2013年3月1日)

今日、たまたま、朝早く起きてNHKのニュースを見ていたら、福島で、作業員に対して、適切に賃金が払われていないとの報道がありました。相変わらず、大手ゼネコンや建設大手の連中らは金儲けの為に搾取をしている、必要以上のピンはねをしている。危険な放射能との闘いで大変な事をしている作業員からも賃金をピンはねするなんて、どこまでお金に汚いのか、そして、どこまで人を食い者にしているのか。全くあの異常な体質は直らない。本当にどこまで業界の奴らはナメきっているのか!
                                                 (いただいたメールから)
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大津のいじめ防止条例を恥じる
(2013年2月24日)

 大津市のいじめ「防止」条例が19日に可決された。パブリックコメントに意見を出したものとして言いたい。あまりにもひどいではないか。

 パブリックコメントは昨年11月に行われ、その回答がようやく今年2月に大津市議会のホームページに紹介されたが、私の出した意見は、紹介すらされていなかった。

 ただ、紹介されている意見の多くに、私はいたく感動させられた。このように多くの人たちがいじめをなくすために何が必要かを考えている事実に、だということは正直に言いたい。

 ところが、その回答たるや、まったくのナンセンスばかりだ。それは条例を提出した市会議員との意見の違いだからしようがない、ともいえるが、なぜすべての意見を検討しないのか、という疑問がわく。

 また、条例案は昨年末に提出されようとしたが、第三者委員会の報告を待つためなどの理由で延期されたのではなかったか。

 第三者委員会の報告書は今年1月31日に出されたと新聞で知った。

 ところが待てど暮らせど、その報告書が大津市や市議会のホームページでも紹介されない。報告書の一部が市のホームページに掲載されたのは10日ほどもたってからだった。

 私はそのことを、共産党のホームページで知ったのだが、そのホームページには全文が出ていた。墨塗りはあるが、プライバシーにかかわることと推察されるので、それはそれで仕方がない。

 しかし、共産党のホームページの全文報告書を見て、がく然とした。何ということだ! と思った。知らなかった「事実」がいっぱいあった。第三者委員会の努力がわかった。

 いわば埒外の共産党が、報告書を公表したのは、このことを伝えたかったのか、と納得し、勇断とたたえたい。

 全文を読むのは疲れた。しかし、その努力をしないでは、条例案に意見を述べたものの責任だと自分を励ましながら読んだ。

 ところで、条例案が共産党を除く多数で採択された同じ日に、市の教育委員会が市長に提出した報告書が、越市長に突っ返されたと新聞で知った。

 市長は、報告書が出ているのに、事件の対応のまずさへの反省がないと指摘した由だが、それにたいする教育委員会の弁明は、「報告書を読むのに1週間しか時間がなかった」からだと述べたというのだ。

 そこで条例案を採決した市議会議員も、事情は同じではなかったのかという、当然の疑問がわく。市議会は、ほんとうにこの報告書を検討したのだろうか?

 今頃になって言うのだが、私はパブリックコメントに意見を出すために、条例案を手に入れ、それを読み、考え、意見を書いた。けっこう時間をとった。しかしそれは市民としての義務だと思うので、それはそれでよい。

 だが、報告書を読んでいれば、もっと考えを深められたと思う。それが残念だ。

 しかし市議会議員はそれではすまされないのではないだろうか。

 パブリックコメントとは何だったのか、という疑問も生まれる。

 前提となる事実、第三者調査委員会の報告書を知らされもせず、意見を出しても、回答どころか、そのような意見があったという事実すら無視され、条例には、結構な数の修正らしきものが加えられたが、一貫しないことおびただしい内容となった。

 私は、このようなやり方で条例がつくられたことを、市民として恥じる。

                           (いただいたメールから 大津市・TOMさん)

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東電の賠償打ち切り 精神的苦痛を軽視したとしか思えない
(2013年2月19日)

今日の赤旗HPに東電が賠償打ち切りを急いでいるとの記事がありました。「精神的苦痛」を軽視したものだとしか思えません。

精神的苦痛はさまざまなものがあります。避難区域が解除されたからと言って苦痛が消えるわけでもなければ、妊婦や18歳以下ではないからと言って精神的苦痛が1ヶ月しかなかったなんて考えられません。

除染もされていない、事故も収束していない、そんな状況での打ち切りは論外ですが、もしも除染が完了し、事故が収束したとしても、被害者が失ったものは多いのです。

避難解除になっても、同じ生活ができるとは言えませんし、それまでの人間関係を取り戻すのも困難です。

また、事故収束については、内部が確認できない状態にある以上、どのようにして収束確認ができるのか私には疑問です。

しかも東電の不誠実な態度は、人々に不信しか与えないと思います。つまり東電がいうことは信頼に値しないということです。

人々の精神的苦痛は増すことはあっても、薄れてはいないと思います。放射能への日常的不安、被曝したことへの不安、それによって起こった人間関係のストレスによる苦痛、被曝が未来にどう影響するかという不安、数え切れない精神的苦痛があるはずです。本来なら一生賠償し続けてもしきれない大きなものだと思います。

にも関わらず、事故からたった2年、除染も終わっていない、事故の収束もしていない状態でどうすれば賠償を打ち切るなどと言えるのでしょうか。

そんなことをしようと言うのは、事故を起こしたことに心を痛めていない、反省などしていないからではないのでしょうか。私にはそう思えてなりません。


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映画「渡されたバトン」を観ました、おすすめです!
(2013年2月9日)

先日「日本の青空3 「渡されたバトン」の試写会に参加しました。これは新潟県まき町に原発立地が予定されてから、住民投票を経て中止になるまでを描いた作品です。私はこの映画を多くの方にごらんいただきたいと思っています。

この映画にはいくつものポイントがあると思いますが、特に私が強く感じたことを三つ記します。

一つ目は、推進派と反対派との分け方で対立させ、どちらが正しいかを描いたものではないという点です。推進派も反対派も町の未来を考えないわけではなく、考えるからこそすれ違ってしまう。そんな人の切なさや複雑な思いがこまやかに描かれています。

二つ目は、人の弱さと強さについて描かれている点です。原発マネーによって壊されていくきずな、その中でもあきらめずに戦う人々。対立することより真実に向き合い、対話を持とうとする人々の強さ。そうした真摯な姿勢が心をつないでいくということが、いきいきと描かれています。

三つ目は、粘り強く続けることの大切さが描かれている点です。事故を起こしてなお、今の政権は原発ゼロに舵を切らず、それどころかより推進しようとしています。今の政権がしていることは、「推進派もまちのことを考えていた」のとはまったく意味が違います。今原発再稼動や増設を推し進めようとしているのは、国の未来を考えてのことでもなければ、まして国民のためなどではありません。原発だけではなく、今私たちは平和や民主主義、尊厳さえもおびやかされようとしています。だからこそねばりづよく、戦いを続けること、国の動向を監視することが大切だと思うのです。

この映画はいろいろな意味で今の情勢に重ね合わせることができると思います。多くの方にごらんいただき、思いを分かち合い、きずなを強められればと願っています。


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「生活保護」もっと理解を深めたい みのちゃんからのメッセージ
(2013年1月20日、23日追加を含む) 

 1月19日に大津市内で日本共産党石山支部の新年会(学習会)がありました。大成功でした。黄野瀬明子市議や岩田支部長の主催です。女性の参加者に加えて男性もたくさん来てました。

 「しんぶん赤旗」の記事から「生活保護」について学習会が行われました。「生活保護」の制度自体を知らない人や申請することにためらっている人が大半でした。

 実際に、「生活保護」を受給していてもNTT固定電話の加入権を売却した男性(Tさん)がいて驚いた。携帯電話しかなかったら、ネットカフェ難民と同じではないですか?

僕もこの学習会をきっかけにして「生活保護」について理解を深めたいです。

 後半は会費200円でおにぎりやサラダの昼食会です。お皿におにぎりやサラダが山盛りで食べきれないほどありました。残った食べ物はビニール袋やタッパに入れて持ち帰ることができました。

 黄野瀬市議会議員は3月に赤ちゃんを出産される予定です。彼女のブログ(Yaplog!)で知ることができます。

 http://yaplog.jp/don-sabu/

 追伸:僕もブログ(Yaplog!)で日記を更新中です。「みのちゃんの広場」というタイトルです。

http://yaplog.jp/minocyan555/

                        (いただいたメールから 2013年1月20日、23日)

※「しんぶん赤旗」の生活保護改悪についての記事は、日本共産党中央委員会のホームページから読むことができます。

http://www.jcp.or.jp/

読めるのは主要な記事だけです。ほかにも、知っていてよかった記事が満載の「しんぶん赤旗」をぜひご購読ください。

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嘉田氏の知事と党首兼務には賛成できない
(2012年12月23日)

 嘉田知事の「日本未来の党」の党首兼務問題と、それを追及する県議のねらいについて、読みました。

 私は「未来の党」が立ち上げられたときから違和感を持っていました。

 東京では都知事が国政政党の党首になり、知事選があわせておこなわれました。石原氏にせよ、橋下氏にせよ、嘉田氏にせよ、なんのために知事や市長になろうとしたのでしょうか?

 私は当然のことながら「維新」の公約にも「未来」の公約にも賛同できませんし、嘉田氏が知事として信任できるかと言われれば答えはノーです。

 しかし、それらがどうであれ、橋下氏は大阪市長に、石原氏は都知事に、嘉田氏は滋賀県知事に選ばれた人です。選ばれた以上最後まで責任をはたすのが道理であり、住民に対する誠実さなのではないでしょうか? それを途中で放り出して新党の党首になったり、知事と党首を兼務したりするのは無責任だと思います。

 少なくとも知事や市長が国政政党を立ち上げ、そこの中心格になるのは私は賛成できません。正直な気持ちで言うなら「そんなにゆとりがあるの?」と思います。

 高校統廃合の問題もあります。滋賀県には解決しなければならない問題がいくらもあるはずです。知事と党首を兼務するほどゆとりがあるのでしょうか?

 知事の仕事をないがしろにするのでは知事の資格はありません。またどちらかをないがしろにするような党首が立ち上げた国政政党を信頼できるでしょうか? 私にはそうは思えません。

 また総選挙が終わってからいきなり矛盾を羅列し、嘉田氏を追及する県議の姿勢にも不誠実
なものを感じます。いったいどちらをむいて政治をしようとしているのでしょうか?

 本来政治は国民や県民、住民のためにおこなわれるべきものです。党利党略、選挙のためだけの活動、一部の人だけの利益を守るための政治など間違っていると私は思います。

 適切な表現ではないかもしれませんが、「未来」の公約や、嘉田氏の発言を見ていると、どれに対しても明確にはせず、あいまいにしてお茶を濁し、けむにまこうとしているような印象があります。そのため当然明確なビジョン、展望は示されません。公約は出してもそのよるところの根拠は示されていないように思います。それは県政であれ、国政であれ、無責任だと思います。言うだけならなんでも言えます。問題はそれについての方向性と道筋を示し、それを裏付ける根拠を示すことです。それらがなければたとえいかにきれいな言葉を並べてもただの空論に終わる可能性が低くありません。

 私は共産党とともに戦いたいと願う人間です。そして非力でも平和活動者のつもりです。けれどもし共産党が「明日には核兵器をなくす」とか、「次の選挙までに消費税を0にする」なんて言ったら、おそらく納得できないと思います。その根拠を示してほしいと言うと思います。いくら賛同できる内容でも、まるきり根拠も道筋も示されないような約束では信頼のしようがないからです。

 かと言って「そのうちに核兵器はなくします」とか、「そのうちに消費税をなくします」ではやはり不安を感じると思います。第一それでは人に説明することも、支持を呼びかけることも不可能です。支持を訴えたり、党を宣伝する以上、その言葉には責任を持つ必要があると思います。

 また議席を得ても、すべての公約が承認されたとは言えません。たしかに有権者に選ばれたのですから、公約が一定レベル信任されたと考えるのは当然のことです。けれど、争点がいくつもある場合、有権者がなにを重視して選んだのかという背景を見る必要があるはずです。

 私個人の意見としては、嘉田氏は党首も知事も辞め、もしなお知事を続けたいとの意思があるなら改めて立候補して県民の審判を受けるべきではないかと思います。

                           (いただいたメールから 2012年12月23日)

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 大津のいじめ問題について提言を
(2012年10月9日)

 子どもの権利条約の趣旨 子どもは,親の所有物ではなく,またおとなの付属物でもない。子どもは最善の利益の確保される,意見表明の権利を有している。

 子どもたち,とりわけ少年期の子どもたちが,専制的な集団の中で,隠れた暴力を強める傾向にあることはすでに学界の常識になっている(Lippit)。

 一方で,日本の教育が過度に競争的な環境の中で,排他的な競争に低年齢の時期からさらされている 高等教育の高学費や現役学生の就職難,大企業の業績悪化を理由にした首切り・リストラは一層それに拍車をかけている。

 また,基礎的教育条件(クラスあたりの生徒数など)の改善は少子化時代に入ってもおざなりにされている。

 つまり,子ども世代全体が虐待に合っている状況にある。

 先にも述べたように,子どもたち内部の敵対的な関係は,こうした基盤の上で発生している いじめの防止策の正否は,おとな世代がどれだけ真剣に子どものおかれている実態に向き合っているか,にかかっているのではないか。

 いじめの防止をいじめの「禁止」にすり替えている。まず子どもの権利条例を制定すること,それに基づいて実効ある子ども世代への虐待防止策を講じること,少年期の子どもたち自身がいじめ防止の提言を自主的にまとめられるようなとりくみをする というような提言が望まれちるのではないか?

                            
(いただいたメールから 2012年10月9日)

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 新幹線駅の前に、知事は考えてほしい(2012/8・23、24日に修正加筆)

 嘉田知事が「新幹線の新駅をつくろう」といったというニュースが続いている。嘉田さんは最初の知事選挙で、「240億円ものお金をかけて、本当に新幹線新駅は必要なのか」と訴えた。栗東の新幹線駅は「もったいない」といって、計画を中止したのだから、栗東新駅に期待した人も、公共事業の流れを変えたいと考えた県民も、おどろきだ。

 知事は「リニアが開業すれば、東海道新幹線はローカル線になる。たとえば米原ー京都間に新駅が必要になる」と述べたという。

 東京ー大阪を1時間で走るという、超高速のリニアモーターカー中央新幹線計画がある。滋賀県は通らない。東京ー神奈川ー山梨ー長野ー岐阜ー愛知ー三重ー奈良ー大阪だ。別に新たな新幹線が3本計画されている。北海道、北陸、九州の整備新幹線だ。

 問題は北陸新幹線。最近、金沢ー敦賀が着工され、さらに大阪へ延長される計画だ。「小浜ルート」が本命で、滋賀は通らない。それを米原から東海道新幹線へつなぐ「米原ルート」、湖西線に乗り入れる「湖西ルート」で滋賀を走らせようということが公然といわれている。

 リニア計画は、9兆円以上かかる。ほぼ全線地下のトンネルを、時速500キロで突っ走る。新幹線は300キロ。倍近くの超高速だ。運転手はいず、遠隔操作だ。「安全なのか?」という声も当然だ。電磁波の影響は? 東海地震が直撃する地域ではないか、地震を予知して、安全に、やんわりとストップできるのか? 使う電力は新幹線の3~5倍。省エネ社会にふさわしいのか?

 北陸新幹線も事情は似ている。列車の車両幅が変わるフリーゲージ・トレインが走るが、車体はまだ開発中。テスト段階だ。しょっちゅう風や雪で運行が止まる湖西線でだいじょうぶか? 米原で乗り入れて、東海道新幹線ダイヤはどうなる? 過密ダイヤに乗り込むのか、それともダイヤが大幅間引きで、「過疎線」になるのか?

 さらに、この新幹線が通ると巨額の地元負担がある。現在のサンダーバードなど特急は廃止、北陸線も不便になる。新幹線で代替できるだろうか?

 ところが滋賀県はフリーゲージを認めると国土交通省に回答しており、県内の停車駅数を北陸と同程度にするよう求めている。県内ルートで、新駅建設をといっているのと同じだ。この回答が今年5月末だというのも驚きだ。

 敦賀以西ルートは、今年度末までに、関西広域連合で決める。知事は「よく議論をして」といっているが、のんびり夢を語ったのではなく、ぎりぎりの時期の発言だ。

 だが考えるべきは、いずれもとんでもない巨費を投じる事業だということだ。

 国会では消費税増税法が、民主、自民、公明の3党合意で、大型公共事業のばらまきとワンセットにされた。民主党は「コンクリートから人へ」公約を捨てて久しい。自民党は10年で200兆円、公明党は100兆円と、公共事業の額を競い合う露骨さだ。

 消費税増税の理由は、国の借金財政をなんとかしよう、だった。借金は、いろいろあるだろうが、大型公共事業のばらまきが大きい。消費税で大型公共事業とは、景気対策としても愚策だ。小中の公共事業なら別だが。TPP参加が決まれば、仕事は世界企業に流れ、賃金は東南アジアの出稼ぎ労働者が国に仕送りするだろう。日本の賃金はさらに下がり、消費はもっと冷えこむだろう。

 そういう「人からコンクリートへ」の流れで、リニアも、整備新幹線も復活してきた。両方とも、コストは便益を上回る。

 嘉田知事は、消費税増税は20%でもしかたがないという考えだ。知事の近著『知事に何ができるのか』(風媒社刊)に書いてある。社会保障のためにという理由だ。リニアも新幹線も認め、地方消費税が入るので新駅をというのでは、県民も、自分も、裏切ることにならないか。
(大津市・ガッチャマンさん、2012年8月18日)

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 教育長への暴力は心配していたこと(2012/8・18)

 大津市の中学生のいじめ自殺事件が、ネットの世界で、プライバシーを公開するような盛り上がりを見せていたときから心配していたことが起きてしまいました。県外の大学生が市庁舎内で市の教育長に暴力をふるったことです。

 教育長の言動が気に入らなかったということのようです。批判はあったでしょう。でも暴力はいけない。当たり前のことですが、くり返し、くり返し、いいたいのです。

 学校でのいじめは、弱者への暴力だと思います。自殺の原因には、さまざまな見解があるようです。でも、直接の原因であろうと、なかろうと、いじめが学校であってはいけないのです。

 しかし、そのときの対応で、不十分さや、あやまりは、ありうることです。人は完全なものではありません。悲しいことですが、だれもそれから逃れることはできないと思います。そのことを心にとめ、みんなが一歩ずつ、誤りをただしていける、寛容な社会であってほしいと、もう一方で思うのです。

 今の社会は、どこでもハラスメントが問題です。わたしも、そのことで勤め先を辞めなければなりませんでした。今思い出しても、頭の中に血が逆流してはち切れそうなほどの思いがして、次に、たまらない自己嫌悪がやってきます。なぜ私がこんなに苦しまなくてはならないのか。なぜ立ち向かう勇気がなかったのか、と。

 だから、私自身へのはげましとしてもいいたいのです。だれかを一方的に悪者にしたり、暴力に及ぶようなことで、問題は解決できないのです。いじめをなくすのも、行政のあり方をただすのも、必要なのは、寛容の社会を目指しながら、そのうえでの一人一人の勇気です。
(草津市・一母親、2012年8月17日)

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がく然とした知事の大飯原発再稼働容認(2012/7・23)

 嘉田知事が大飯原発再稼働を認めた。まったく理解できない。なぜ命より、たかが電気のほうが大事なのか。福島原発事故は日本と世界に大きな衝撃を与えた。それまでまったく原発など考えたこともなかった私であるが、さらに事故が続けば日本沈没だ、と本心から思う。

 どんな社長だって、安全対策なしの大飯原発を再稼働しろといえば、自分の会社の製品が不買運動にあうと考える。電気の不買は難しいから、関電は停電で脅している。やれるものならやったらよい。関電の評判はがた落ちだ。

 ところが環境知事で売った嘉田知事が、あっさり認めた。経済界と懇談して脅されたからだというが、おどした連中の名前と、何を言ったかを挙げればよろしい。みんな、知事にエールを送ろうと、うずうずしていたのだ。

 停電になっても滋賀県に損害を支払えという会社はないだろう。関電に支払わせろと誰だっていう。そもそもそんな損害がなんだというのか。電気が不足しそうなら、その前に休みにすればよろしい。喜ぶ従業員の顔が見えそうだ。そうしてこそ社長は次のもうけがあるのだ。損して得取れ、これでこそ近江商人の末裔だ。

 それに大飯原発は、だてに再稼働反対の声が上がっているのではない。福井の原発は日本で一番危ない原発だ。ちょっと本を読んだだけだが。事故が起きれば被害がどのくらいになるか想像もできない。あんたとこの会社は、それを賠償できるのかね。

 再稼働に反対し続けたら、全国に嘉田知事ここにありと大PRできただろう。関西広域連合、つまり橋下市長は最悪の悪役に転落しただろう。

 きっと深い事情があるにちがいない。だがそれは、県民に表だって言えないことではないだろうか。


                          (高島市・HJさん、2012年7月20日)

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流域治水方針を継続にした自民党はひどい!(2011.12・25)

 12月の県議会で自民党が、県の提案した「流域治水基本方針」案を継続審議にした。県内市長の意見をじゅうぶん聞いていないという、市長会の要望書が出されたからだと自民党は大見えを切った。県が何か新しい方針を出すとき、市長どころか、県民の意見も聞かないことは、県立施設の廃止や高校廃止のときなどもそうだったから、そうかもしれないな、と思っていた。

 ところが、これが大違い。市長会の要望書は、基本方針案を審議する特別委員会の前日、自民党にだけ出したのだという。しかもこれは要望書の案文で、正式文書は後から出された。その正式文書からは、自民党があげた、「十分時間を取って協議を」という文言は消えていた!

 県は、これまで何回も市町と流域治水問題で協議してきた、この協議のなかで市長から反対意見など出ていなかったと反論している。

 つまり、自民党は、自分の都合のいいように市長会に要望書を出させて、知事に反対するための材料に使い、市長会は、自民党に言われて出した要望書を、県に反論されると、こっそり書きなおしたのだ。

 市長会には言い分があるかもしれないが、責任を問う動きは聞かない。これでは市長会の権威はなくなったのも同じではないだろうか。

 市長会の会長は、目片信大津市長だ。目片市長は、来年1月の市長選で、その責任を問われなければならない。大津市民には、ぜひともその審判を下してほしいと思う。

 ところで流域治水に反対するのは、ダム計画を復活するためだ。この点では、民主党も群馬県の八ツ場(やんば)ダムで、建設推進に方針を変え、マニフェスト(政権公約)の無駄な公共事業の見直しを投げ捨てた。政権公約総崩れと言われても仕方がない。県議会民主党が黙っているのは、そのためではないか。

 県議会の活性化の方策が検討されているが、こういう人たちが責任をいっさい取ることがないようでは、活性化とは、「やりたい放題」の別名に過ぎなくなるのではないだろうか。(草津市・CGJさん 2011.12.18))

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放射線量の日常的測定をやってほしい(2011/12・25)

 わたしは愛知県に住む者ですが、福島原発事故以来、毎日、放射線量計を自宅で24時間測りつづけています。ときどき高い線量が出るので、北風のつよい日には、福井県の原発がプチ・ベント(原子炉からの小規模な排気)をしているのではないかと思っています。滋賀県は、福井県のとなりだから、きっともっと高い線量になっているのではないでしょうか。滋賀でも線量計を持っておられる人は多いのではないでしょうか。そのデータを集めて分析し、原発の危険を身近なところから示してほしい。そうでないと原発ゼロの運動は大きくならないと思います。(2011.12.24 電話でのご意見)

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自民党は今でも原発推進なんだ!(2011/10・13)

 県議会で嘉田知事が提案した再生可能エネルギー調査費に、自民党が反対して削除させたというニュースを見ました。自民党は今でも原発推進なんだ! と、びっくりしました。自民党の県議は、福島原発事故で数万人の人たちが住まいと職を失い、滋賀でも、食べるものに不安を抱いている人が多いことを、どう考えているのだろう。

たしかに共産党が言うように、嘉田知事の卒原発の発言は、不安な点が多い。しかし、それでも、この自民党よりはまだましだ。自民党の県議たちは、この県議会が終わったあと、そろって祝杯をあげ、店が閉まるまで盛り上がったと、自民党の県議がブログで漏らしている。県民の多くが、口には出さなくても福井原発に不安をもち、東北から避難してきている人たちが県内にもおられる。その現実を、なんとも思っていない政党があることに、ほんとうに、心の奥底から、びっくりしたのです。(草津市・CGJさん 2011.10.13)


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リニア視察は疑問、食品の放射能汚染国基準高すぎ!(2011/9・25)

 民主党議員に当てて書いた文章ですが、送らせていただきます。

 リニアモーターカーの視察・体験を支持者の方と計画されているようですが、たいへん危惧致しております。既にご存じとは思いますが、電磁波は諸外国では健康被害を招くものとして厳しい基準を設けて対処しています。日本では基準があまりにも緩く今後の被害が予想もされ心配です。中でもリニアモーターカーは電磁波強度が圧倒的に高く諸外国では開発が中止されていると聞きます。高強度の電磁波は一度浴びると一生涯にわたりその影響が続くと考えられています。今回の試乗体験も参加者全員の電磁波被曝が確実でありどういうお考えで勧誘されているのかお伺いしたいものです。

 ところで福島原発事故から全国的に放射能を浴びております。食品は汚染され目の前の食べ物が実際にどの程度汚染されているか分からずに食べなければならない状況です。国の基準があまりにも高すぎます。チェルノブイリ基準では10ベクレルです。500ベクレルはあまりにひどい水準です。100万円以下で、信頼的に調べられる器械があります。

http://www.ureruzo.com/geLB00.htm

 この器械を細かく設置し、目の前の食品の数値を知った中で食べたいものです。チェルノブイリでは各小学校等に置いてあり、地野菜についても食べる前に住民が持っていって調べてから食べています。(守山市・Gさん 2011.9.23)

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「私も、ほほえみを届けたい」 (2011/9・16)

 和歌山のボランティア報告を読んで胸が熱くなりました。今まで会ったこともない人、名前も性格もなにも知らない人たちのために、一心に行動できるみなさんに畏敬の念を感じます。感謝されるためでもなく、実績として認められ、ほめられるためでもなく、ただ今困っている人に手をさしのべる。どうしてそんなことができるのだろう。私にはとてもまねできない。あまりに器が違いすぎる。これが理想や誇りや優しさと言うものの力なのだろうか。信じるものがあるってこんなに美しいことなんだと改めて感じました。そして私にはなにができるのだろう、ささやかでもいい、ほほえみのかけらを届けられる者になりたいと強く思わずにはいられませんでした。(友輝さん 2011.9.16)


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北川ダムが「凍結」、あたりまえだけど、よかった!(2011/9・8)

 滋賀県が高島の安曇川上流に計画していた北川ダムを「凍結」する方針だとか。奈良や和歌山で大雨の被害が起きているときだから、あえて言いたい。記録的な豪雨に、ダムは余計に危険なんです。滋賀県では台風12号の被害がなくてよかった(被害を受けていた人がいたらごめんね)。滋賀では、永源寺第2ダム、大戸川ダム、芹谷ダムと、次々に中止になった。県は、北川ダムがなくても河川改修で洪水を避けられ、その費用は約65億円。もとのダム計画なら500億円。「凍結」はあたりまえだ! 安曇川は、アユ釣りにも、子ども連れで川遊びに行くのにも良い川なんだ。以前、しんぶん赤旗1面に、ジャンプするアユの写真が載ったが、あの川が安曇川。ほんとうによかった! もうひとつ、金居原の揚水発電ダムも中止になっている。あれは関電が福井原発の余った電力で水をダム湖に汲み上げ、また落として発電するんだ。原発と一体、環境などへとも思ってない人たちの発想だ。滋賀は偉い。共産党がダム反対で頑張ったのと、クマタカが住んでるすごい環境が残っているからだけどね。(JAMさん 2011・9・6)


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「つくる会」系教科書採択されず! うれしい!
(2011/9・3)


 赤旗のホームページ(HP)で、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書採択がとめられた、との記事を見ました。侵略戦争を美化するような教科書で子どもが教育されることを想像するだけで、私はぞっとします。その子どもたちが大人になってアジアとの連帯はどうなるのかと思うと、そら恐ろしい気がします。『教科書が教えない歴史』(「つくる会」の中心だった藤岡信勝氏の著書)を少し読みました。耐えきれなくて、初めのほうしか読めませんでした。「つくる会」はそれと似た思想だと認識しています。とめられたこと、本当によかったと思いますし、うれしいです。今後も、そんな教科書が教育に使われることをとめてください。協力したいと思っています。今日は感謝の気持ちと喜びを分かち合いたいとの思いからメールさせていただきました。(友輝さん 2011・8・31)

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高校統廃合問題で「子どもは減らない」は焦点の問題だ!(2011/8・25)

 長浜北高、彦根西の廃止なんて! 県立学校の統廃合反対の署名を持って歩いています。「絶対なくさんといて!」。高校生や卒業生、小学生も署名してくれます。「朝日新聞に子どもが減ると書いてあったが」という人にも出会います。県の教育長だって、「子どもの数は変わらない、小規模校が悪いと言っているのではない」と答えています。朝日の記事(8月19日)は、20年も前のマンモス校時代と、社会増でどうなるか分からない15年も先の予測を比べた話。今がちょうどいいのに、高校を減らし、少人数学級に水を差してどうするんですか。統廃合計画は白紙に戻せの運動が、最初から主張していることです。焦点の問題で一方的に書くなら、朝日の「主張」だと書いたらどうか。怒りながら、子どもたちの声を思い出し、歩き続けます。(YO)
▽署名用紙は滋賀高教組、考える会のHPにあります→ http://www.biwa.ne.jp/~siko-kyo/


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