滋賀県の日野町議選と豊郷（とよさと）町議補選が１８日、告示されました。

　日野町議選（定数１４、立候補１６人）で日本共産党は、かとう和幸（７２）＝現＝、松田よう子（６１）＝新＝両候補が現有２議席の確保をめざして立候補しました。
　日本共産党は、▷国保税の引き上げを中止し、引き下げる▷１８歳までの医療費の完全無料化▷小・中・幼・保の給食費の無償化―などを公約。かとう氏は「財源は約１２億円の財政調整基金を充てることによって十分可能だ」と力説しました。
　松田氏は「保育士として一人の母親として、軍事費にお金を使うよりも少子化対策や福祉に使うべきだと思う」と述べ、子育て支援の充実を訴えました。

　豊郷町議補選（定数３）は定数と同数の立候補で無投票となり、日本共産党の本田清春氏（７２）＝新＝が当選。町長選に立候補するために町議を辞職した今村恵美子氏に代わって共産党の３議席を回復しました。