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8月23日 ポスターはがしへの取り締まりを要請

 日本共産党滋賀県委員会は23日、共産党や国政野党などのポスターが、参院選(7月4日公示、21日投票)前後に県内各地で大量にはがされた問題で、厳重な取り締まりと犯行の究明を求める鎌田徹郎県警本部長あての要請書を提出しました。
 要請書は、政治・選挙活動の重要な手段であるポスターを無断ではがし、毀損(きそん)する行為について、憲法で保障された表現の自由を蹂躙(じゅうりん)するもので、民主主義の根幹に関わる重大な問題だと指摘しています。
 共産党はこれまでに、豊郷(とよさと)町内4カ所で13枚のポスターがはがされたことに対し、彦根警察署に器物損壊で告訴。東近江市内6カ所で23枚のポスターがはがされたことに対し、東近江警察署と東近江市選挙管理委員会に取り締まりを求めています。
 このほか、近江八幡市で24枚、日野町で立憲民主や社民、9条の会を含む計50枚のポスターなどが被害に遭っています。