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11月18日 産廃処分場建設計画で知事に要望書

 日本共産党滋賀県地方議員団は18日、民間事業者が甲賀(こうか)市土山町で計画している安定型産業廃棄物最終処分場を安易に許可することのないよう慎重な対応を求める三日月大造知事宛ての要望書を提出しました。節木三千代、中山和行の両県議、甲賀、草津、守山、栗東(りっとう)、野洲(やす)、湖南の各市議が担当課に要請しました。
 要望書は、建設予定地が琵琶湖に流れる最大河川である野洲川の上流に位置し環境への影響が大きく、水道・農業用水として利用する下流住民にとっても重大問題だとしています。
 参加者は、計画で搬入される廃棄物の9割は県外からのものであることや、農産物への風評被害、旧東海道土山宿の観光への影響などについて訴えました。
 産廃処分場の埋め立て面積は約11.8ヘクタール、埋め立て容量は約215万立方メートルで県内最大規模となります。
要望書