■滋賀県知事選挙の結果について(2014年7月14日)

 日本共産党滋賀県委員会は13日投票で行われた滋賀県知事選挙の結果について、次のような声明を発表しました。全文を掲載します。


滋賀県知事選挙の結果について
                     2014年7月14日
                      日本共産党滋賀県常任委員会

 滋賀県知事選挙で、日本共産党が推薦した「明るい滋賀県政をつくる会」の坪田いくお候補は、53,280票(得票率9.73%)を獲得し、同じ構図でたたかわれた前回選挙から得票を1.5倍、得票率を1.8倍に伸ばして善戦しました。こんどの選挙は、自公県政の復活を許すかどうかが焦点の一つとなった難しいたたかいになりましたが、そのなかで、坪田候補をご支持いただいた県民のみなさん、猛暑のなか、昼夜分かたず奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からお礼申し上げます。
 選挙戦で私たちは、坪田候補を先頭に、集団的自衛権行使容認や原発再稼働にひた走る安倍自公政権の暴走を徹底して批判し、知事選で審判を下すよう呼びかけました。
 また、新幹線新駅などのムダづかいをやめ県民の暮らし第一の県政への転換を掲げ、たたかいました。この訴えは、選挙戦全体の政治論戦をリードし、自公勢力を敗北に追い込む大きな役割を果たし、これが安倍政権への強烈な打撃となりました。三日月氏についても、最終盤、「原発再稼働は許さない」「新幹線新駅は県民の声を聞いて判断する」といわざるを得ない状況に追い詰めました。
 さらに、選挙戦で、著名17氏による平和の選択のアピールや、農業・教育関係者などによる坪田支援の動きなどは、新しい共同への発展として重要です。こうした論戦やとりくみは、今後の前進の土台となるものです。
 たたかいはこれからです。安倍政権の暴走政治とのたたかい、また新しい県政のもとで県民のいのちと暮らしをまもるたたかいの発展にとって、日本共産党の役割はいよいよ重要です。
 私たちは、平和と暮らしを守るために県民と共同した運動をさらに発展させるために奮闘します。そして何よりも、いっせい地方選挙で県議の空白を必ず克服して、県民のよりどころとなる強固な県議団を確立する決意です。
 そのために、私たちは強大な党づくりにただちに全力を尽くします。みなさんのいっそうのご支援、ご協力を心から呼びかけます。
                                  以  上