□近畿の共産党が大飯原発再稼働で福井県知事に(2012年6月6日)

 近畿各府県と福井県の日本共産党は6月6日、緊迫した状況にある福井県の大飯原発再稼働問題で福井県に、大飯原発の再稼働を認めないよう申し入れました。

 清水ただし、堀内照文両衆院近畿比例候補が参加し、滋賀からは坪田いくお党県委員会国民運動部長が参加しました。

 申し入れでは、「暫定」の安全基準で原子炉を動かすことは、無謀な「政治決断」で、絶対に認めることはできない。政府のいう「特別な監視体制」や「暫定的な基準」は、再稼動をするための口実でしかなく、事故が起きれば、福井はもとより近畿一円に大きな影響を与えると訴えました。

 また、清水、堀内両比例候補らは、大飯原発再稼働に反対する福井県庁前座り込み行動の参加者を激励しました。

 清水氏は、「みなさんと力を合わせて頑張ります」と訴え、「橋下(徹)大阪市長が再稼働の助け舟を出した」と厳しく批判。

 堀内氏は再生可能エネルギーへの転換や立地地域の振興にも「原発ゼロ」の決断が必要だと訴えました。

              (申し入れ全文)