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 藤崎さんの第1次和歌山救援活動報告  (2011年9月15日)
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 まだボランティアとして、作業がいっぱい残っている!そんな思いを持ちながらも約束の時間が来て帰路につきました。

 帰り際に、地元市議の川崎さんから「ひき続いて神戸から6名来てくれ、作業をやってくれます」と聞かされ、「よかった!」と……。

 参加者のうちで「今回ほどキツイ作業はなかった」という感想をいった人もありましたが、被災地は文字通り高齢者のみや単身での営業活動でもともと人手不足のところへ、そこに甚大な被害ですから、救援・復旧に多くの手がいるのは当然です。

 第二次のボランティア派遣を具体化して、救援を強めたいと思います。

 また、私たちボランティアの宿舎となった「熊野古道いろり庵」の主人が、「今度の豪雨は本当にすごかった! でも山のどこもかしこも植林で、杉とヒノキばっかりにしてしまった。これでは山の保水能力低下による山崩れも当然だ(杉、ヒノキは横に根をはっても深く地中に根をはらない)」と語っていたことも印象に残りました。
                        (9・15 ボランティア隊長:藤崎良一さんから)