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4月16日 大門参院議員が「うつくし松」を視察

CTSN047-1128 日本共産党の大門実紀史参院議員は16日、全国で滋賀県湖南市だけに自生すると言われている国指定天然記念物(1921年指定)ウツクシマツを視察し、地元の平松長寿会の人たちから要望を聞きました。藤井三恵子県議、立入善治、松井圭子両湖南市議、山岡光広甲賀市議が同行しました。
 ウツクシマツはアカマツの変種で美しい形が特徴です。湖南市平松の美松山南東斜面約1・9㌶に群生し、市の木にもなっています。平松長寿会によると、35年前には約400本あったものが、マツクイムシ被害などで現在では約150本に減少。そのうち70本(45%)は品質不良で、「このままでは20年後に全滅するかもしれない」と危機感を抱いています。  市議会では立入議員が昨年12月、「科学的な根拠に基づき、樹木医など複数の有識者が入った守る体制を」と市に求めました。
 視察後、大門氏は「文化庁の担当者に、現地の状況をつかむように伝える」と話しました。